開業後の会計

1. 資金管理について

税理士法人アクアではお客様との契約後約3ヶ月の間は月次監査と平行して、 初期指導を行っております。内容は請求書・領収書等の整理から伝票や現預金出納帳の書き方、会計ソフトの導入後の入力方法、入力したデータの見方まできちんと説明します。この部分はタイムリーな業績管理を行う上で、大切な部分になります。最初に体制をきちんと整えておくことが大切です。

例えば・・・

開店前のレジの中には、釣り銭だけを入れておきましょう。
余分なお金は銀行へ。(銀行に行けないときは金庫に保管)

現金売上は翌朝、全額銀行に入金しましょう
(現金売上高=銀行預入額)
時間がない場合は数日まとめてでも構いません。通帳の金額の横に、売上日付をメモしておきましょう。
仕入や経費は、レジのお金で精算しない

仕入や経費は、レジのお金で精算しない

別途、小口現金を用意し、そこから支払いましょう。大口の仕入先は、ひと月まとめて請求書を発行してもらい、振込できるように交渉しましょう。
小口現金の管理
残高のチェックは、毎日欠かさずに!!(不正防止のため)
オーナーが信頼できる従業員に管理させるようにしましょう。

オーナーは、現金残高を合わせることに時間を使うよりも、新しいメニューを考えたり、利益を出す方法を考えたりすることに時間を使いましょう!その為のサポートを税理士法人アクアで行います。

2. 経営分析してみよう

目標利益を出すにはいくら売上が必要??(変動費・固定費)
「この利益を出すには売上がいくら必要なんだろう」
このような疑問はオーナーの皆様が一度は考える疑問点かと思います。



例えば、

料理
(一人当たり)
5,000円
材料 3,000円(変動費)
利益 2,000円

損益分岐点の仕組み

料理だけの利益だと2,000円ですね。シェフを一人雇い、給料を月20万円払います。
そうすると2,000円×100人=20万円
つまり100人前の料理をひと月で売り上げれば、給料を払ってトントンになります。
これを見ると101人前から利益が獲得できるという事がわかりますね。
これが損益分岐点です。
このように変動費・固定費を分ければ、損益分岐点だけでなく、目標の利益を出すにはいくら売り上げればいいかなどの分析をすることが出来ます。

まず、「損益分岐点」「限界利益」を覚えましょう。
はじめに、費用を変動費と固定費に分けることから始めます。

変動費:売上の変動に伴って変動する費用(材料費など)
固定費:売上の変動問わず発生する費用(人件費、家賃、水道光熱費など)

そして、売上高から変動費を差し引いたものを限界利益といいます。

飲食店をオープンしたばかりの方は「良い食材を使ったメニューを手頃な値段で提供すれば客数が増える」と思ってしまいます。しかし、限界利益がマイナスだと売れば売るほど損をします。そのため、限界利益を常に意識することが重要なのです。
次に考えるのが人件費や家賃等の固定費(その月に必ず係る経費)です。固定費を踏まえてどれだけ利益がでるのかを示したのが損益分岐点です。
税理士法人アクアでは、変動費と固定費が分けられた変動損益計算書を作成いたします。固定費や変動費がはっきりと分かれている表で、このような経営分析に非常に役立ちます。

損益分岐点を計算して利益を獲得するためにはどれくらい売上が必要かという道標を知りましょう。この道標のことを「損益分岐点」と言います。お客さんに料理を買ってもらうと、その売上から原価(食材原価)を引いた分が「限界利益」になります。この限界利益で「固定費」をまかなうわけですが、これが「トントン」になるところ、つまり「固定費をまかなえるだけの限界利益を稼ぐための売上高」が損益分岐点です。
損益分岐点より売上が多ければ利益が獲得できますし、逆に少なければ赤字という事になります。
 

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